抜け毛を予防し、育毛、発毛に効く食事。

これ一冊で「食と健康」はばっちり。

育毛に悪い食事、発毛によい食事。

最新医学と最先端エッセンスをつめこんだ「食」の辞典。

今回レビューするのは、

医療ジャーナリスト 田野井正雄 著『効く食事』

2002年5月新潮文庫 発行   定価581円

です。

さっそく、育毛に役立つ情報をお知らせしよう。

この本では、各種の症状にあわせた効果的な食事を述べている。

髪の毛にも言及しているが、髪の毛の発毛理論などはなく、ずばり「こうすればよい」
と書かれているのが、心地よい。

髪の毛は体の一部であるので、食事が大切であることは間違いない。

脱毛の原因としてビタミンAの取りすぎがあるというのは、はじめて聞いたが、ビタミンAは髪の毛によい成分ともされている。

「過剰」がいけないのですね。

さて、著者は脱毛の一般的な原因は、

血行不良
含硫アミノ酸
ビタミン
ミネラル類

が主な原因としている。

これにストレスが加わって、血行が滞り、毛根の代謝が止まる。

そのためには栄養素の補給と、マッサージが必要という。

私は、根本的に「脱毛は遺伝的要素が強い」と考えるので、栄養とマッサージだけでは抜け毛、薄毛は完治しないと思うけれども。

著者はイヌイットの例をあげ、
「イヌイットは頭のはげる人がきわめて少ない民族である。その理由は定かでないが、魚を生で食べる食生活が関係しているのではないかといわれている」
と述べている。

「アメリカ・インディアンにハゲはいない。なぜ?」という某有名シャンプーの言葉ではないが、民族によりハゲの割合の差は大きいのは、たしかであろう。

魚を生で食べるので、ミネラルが多く取れるのだとしている。

ミネラルが育毛に必要なのはたしかである。

日本人は魚の内臓はたべないので、イヌイットと比べ、魚をたべてもハゲる割合が高いのかもしれない。

ミネラルはサプリメント等で補う必要があると私は思う。

続いて著者は塗り薬も紹介する。

一つはゴマ油と塩を良く混ぜ合わせ、毛の薄くなったところにすり込むまたは、にんにくとしょうがをすりおろし、布でこした汁を良く混ぜ合わせ、軽くマッサージしながら毛の薄くなった地肌にすりこみ、15分で洗い流す。

週に2回を3か月続ける。