髪が生えないわけはない。抹消神経理論で髪は確実によみがえる。

という話であるが、どう取り扱っていけばよいのか難しい理論である。
整体のようなことをしていた著者が、髪の毛を生やす原理を発見し、数多くの脱毛治療にあたってきたという。

著者、というか元祖の開発者は平成7年に亡くなっている。

息子さんがあとを継いだ形ですね。

『髪が生えない理由(わけ)はない』という本の名前です。

表紙はカッパの絵です。2001年初版です。3ヶ月ほど前に買ったばかりですが、あまりメジャーな本ではありません。

それだけに新鮮な感じはしました。

では、役に立ちそうな部分を抽出しましょう。

著者の理論と、私の感想(つっこみ)です。

1.「人間の身体には、全身にエネルギーが流れている。当然、頭部の抹消神経にもエネルギーが送りこまれている。
それが届かない状態になると、抜け落ちた毛は再び生えてこなくなり、次第にハゲていくのである。これがハゲのメカニズムだ」

私見・・・栄養ではなく、エネルギーなのか?まあ、しかしエネルギーと栄養は似通った部分はあります。


2.「ハゲ遺伝説だけは、はっきりと否定する」

私見・・・そうだと私はうれしい。だが、ハゲ情報に詳しいあなたなら同意していただけると思うが、オズボーンの家系調査によりハゲ、薄毛は、かなりの部分、遺伝が影響していることが報告されています。また、なによりも「体験的、実例的」に遺伝の影響はあるとしか、私には思えませんね。
結婚式に参加して両家の親族を見たりするとわかるのですね。

3.「頭皮をたたいて刺激すれば、髪の毛が生えるということはない。むしろ害がある」

私見・・・著者は以前に育毛剤とたたくブラシのセットで販売していた育毛剤のCMについて、俳優の杉浦直樹さんはその後はえていないので、発毛が促進するようなことに疑問を持っている、というよりも、神経が損傷するので、やめておけというのです。

これは、一部正しいです。強く叩くとだめ。気持ちの良いくらいにソフトにマッサージすることは良いのです。私は推奨いたします。頭皮マッサージをしたほうが、髪の毛に勢いがでます。
ちなみに、高価な育毛情報商材のなかには頭皮マッサージのやり方だけを解説したものがありますね。


4.「極端なダイエットをすると脱毛する」

私見・・・これは、そのとおり。

5.「首のズレを治せば髪は生える」

私見・・・じつはこの言葉がこの本の「キモ」といいますか、一番の重要ポイントです。
私は断言できませんが、首の影響は大きいと思います。
なぜなら、私の知人は、事故で首を痛めましたが、その結果、髪の毛が白髪になったのです。しかも片側の頭のほうの髪だけが。
その人が言っていましたが、首を痛め、血液の流れが片側が悪くなり、片側だけ白髪になるのだと医師に言われたそうです。

6.「ハゲの原因が、食べ物にあるという迷信が未だに認められているというのも困りものだ。ヘア・クリニックに携わっておられる方々にも、これを唱えていらっしゃる方が多いようである。」

私見・・・「困りものだ」というが、ここが決定的に私は著者と意見が違うため、著者のことすべてが信じられないのです。
ハゲの遺伝子を持った者が(著者はハゲと遺伝は関係なしといっているが)毎日、脂身の多い焼肉、ハンバーガー、コーラ、ポテトチップス、を食べていたらどうなるか?
ハゲ遺伝子がなければハゲませんので、いくら肉を食べてもいいでしょうよ。
しかし、タマゴでアトピー反応を起こす人は、いくら他人が平気でも、本人はタマゴでアトピーの反応を示すものです。
抜け毛遺伝子があれば、やはり抜け毛を招く食べ物は存在するのです。