ハゲ治し理論で薄毛が治る

 
薄毛治療という言葉、抜け毛治療という言葉、そんな言葉よりもダイレクトに表現したタイトルですね。
 
ハゲ治し 
 
というストレートな表現が、なんとも言えません。
 
また、「確実に利く」という表現には、大いに期待を持たされます。
 
「らくーに発毛 自然に発毛 育毛剤戦争ついに決着!」
 
というメッセージが本の帯に書かれています。
 
このメッセージのとおり、この本では著者が関わった育毛剤をオススメするという構成になっています。
 
ただし、「理論」というタイトルどおり、育毛剤の宣伝だけではなく、ハゲ治しの方法にも触れているので、読後感は良かったですね。
 
ではこの本で述べている
 
「ハゲ治し」 (←この言葉が気に入ったよ) 
 
について、薄毛対策の重要ポイントを抽出していきましょう。

 
結論から言うと、著者の設立した会社が開発した育毛商品を使用するとよいのです。
 
「ルチア」という会社の薬用シャンプー、薬用コンディショナー、薬用育毛エッセンスを使用するというのが、結論なのです。

 
ただし、その育毛商品についての著者の「考え方」には、なかなか共感するものを感じた私です。
 
それは、著者の次の言葉によってです。
 
「エステシャンとして長年美肌づくりにかかわってきた私は、ハゲが治ることを確信した。
 
なぜなら、肌と髪の成分は同じだからである。
 
生来、髪の毛があった場所に髪を再生させるだけでよいのだから、さほど難しいものではない。」

 
うーむ。
 
薄毛の人は勇気づけられますなぁ。
 
ここの部分は同感です。
 
私も25歳から62歳になる今日まで、さまざまな育毛情報を読んできましたが、
 
「髪と肌は同類」という考えは正しいのです。
 
肌と髪は同類ということが理解できると、育毛は成功しやすくなります。
 
反対に、著者とは相いれない部分もあります。
 
「一般にハゲは遺伝すると考えられているが、ハゲは遺伝しない。(中略)その証拠に、祖父や父がハゲているのにフサフサした髪の方もいれば、反対に、家族や親族のなかで一人だけ深刻な脱毛症にかかる方もいる。ハゲが遺伝ではない証拠である。また、ハゲは天与のものではなく、不精、不注意、不幸などによってもたらされる現象だからこそ、発毛・育毛は簡単なのである」
 (同著34ページ)

 
ここは、著者とは大いに意見を異にするものですね。
 
私に言わせると、
 
「ハゲは天与のものだから発毛・育毛は簡単ではない。だから正しい手段で体質を改善しないと髪の毛は生えない」
 
というのが、真実だと思います。
 
不精、不注意、不幸などではないのです。
 
薄毛の体質を受け継いだなら、簡単ではない努力で生やさないといけないのです。
 
その方法は漢方育毛療法でもあり、またフィナステリド(プロペシア)であったりするのです。
 
読んでいて面白かったのですが、私とは意見が合わない部分も多い育毛本でした。
 
著者の理論を箇条書きしましょう。
 
1.男性ホルモンは脱毛症の直接原因ではないが、男性ホルモンが多いと、皮脂分泌の量が必要以上に多くなるうえに、体温も高くなるので、皮脂の酸化が早くなる。酸化した皮脂には汚れが付きやすく、汚れた頭皮は脱毛症の要因となる。(注;私の思うに、男性ホルモンと抜け毛の関係は最新の研究では、その関連性が解明されています。だからフィナステリドがハゲに効くのです。)

 
2.皮脂を洗い落しすぎてはいけない

 
3.頭皮をたたく育毛法は、強くたたくとかえって薄毛を招く

 
4.シャンプーについては、オリーブオイルやコラーゲンを洗浄成分にしたものが良い。

 
5.育毛剤の唯一絶対の役割は、働きが弱くなった自律神経や毛細血管に代わる、毛母細胞への栄養補給である。

 
6.育毛剤の重要な3条件使用法が簡単で、刷り込むだけでよいもの匂いが気にならないもの副作用がなく、確実な育毛効果があるもの

 
7.育毛剤の効果的な使用法は、髪の毛の現状維持なら1日1〜2回使用。髪の毛の回復が目的なら1日4〜5回の使用が適当。
(私も育毛剤はケチらずにジャブジャブ使うことが良いと考えています。)

 
今回紹介した育毛情報は、「確実に利くハゲ治し理論」  
 
東田雪子 著
 
たちばな出版 刊 
 
平成11年11月初版 
 
1300円

 
追伸で〜す。
 
ルチアという会社が、どのような活動をしているのかネットで見るとホームページがありました。
 
ルチアのホームページルチアのホームページでは、当然ですが、シャンプーや育毛剤が販売されています。
 
案の定、価格が高いですね。
 
こういう育毛法を継続できるとは、お金に余裕のある人でないと難しい。
 
なぜなら、育毛剤やシャンプーよりも、たとえば成年男性なら、スピルリナ、レシチン、どくだみ酒、あるいは育毛酒、ウコンドリンク、フィナステリド(プロペシア)などなど、体内の作用によって髪の毛を生やす方法は、必須。
 
育毛シャンプーや育毛剤よりもはるかに重要だ。