ハゲや薄毛ががなぜ「許されない」のか?
 

JUGEMテーマ:発毛・薄毛対策


ハゲている人、ハゲていない人、そしてハゲゆく人が、ぜひとも読みたい本です。

この本は薄毛治療のノウハウを書いた本ではありません。

ハゲの苦悩を通して「人間」というものを追及するものなのです。

もちろんハゲをとおしてなので、ハゲ情報は満載です。

 



 

 

なぜ、こうまでもハゲがイヤなのか?

なぜ、この世ではハゲは許されないのか?


著者はその問題を多くの人とのかかわりあいの中で、追求していきます。

この本の中では、ハゲた人の率直な感想を集めてもいます。

この本の中で、40代で薄毛治療に異常な情熱をもつ男性が紹介されています。

私は、この男性のインタビューを見て、

「ああ、オレと同じような人間は、ほかにもいるのだなぁ」

という感慨を持ちました。

その人も、私と同様で「どうしてもハゲたくない」のです。

だから、あらゆる育毛法を実行しては、克明に統計をとり、効果を検証しているのです。

その結果「ハゲとよぶにはあたらないような状態の髪の毛」をキープしてはいます。

けれども平均よりは少ない状態。

それでも

「もし、努力をしてなかったら、こんな状態では済まなかった」

というのです。

わかる。

よくわかります。

育毛努力をしても、遺伝的な薄毛体質をもっていると、フサフサはなかなか難しい。

平均的というのが、精いっぱいではないでしょうか?

けれども、私も、満足しています。

「もし、この努力をしていなかったら、どうなったことか?」

というのが、育毛生活をしているとなんとなくわかるのです。

それにしても・・・・・・。

それにしても

「なぜ、こうまで薄毛になりたくないのか?」

人間というものを考えさせられます。

私も時々考えるのですよ。


1年後、宇宙から巨大隕石が地球に落ちてくることがわかるとする。

そのときの私の恐怖を100としよう。


一方、ある日、頭頂部がすっかりハゲて地肌が丸見えになる状態の恐怖は?

私なら1000としたい。

それほど、怖い。

巨大隕石が地球に来るよりも、ハゲて地肌スケスケになるほうがこわいのですよ。

これが本心。

人間とは、どういうものなのか、考えさせられます。

まあ、あなたの隣の人も、きっと貧しい国で人々が飢えで死んでいくよりも、自分の虫歯の痛みのほうが関心があるのですよ。

それどころか、

「今日はこんな服で、人に笑われないか?」

というようなことが、地球問題よりもずっと、大事なのです。


さて、この本をレビューするには、いろんなことを考えるので、まとまりのないレビューになったかな。

一度読んでみてほしい本ですよね。


これは。育毛法だけではなく、こういう「ハゲとは?」という根本も、たまには考えるとよいのです。

とくに印象的なのは、ハゲ産業の実態もルポしていること。

著者が、リーブ21で発毛の2年コースは値段はいくらかきくと、306万円という回答があったようです。

2年で306万円。

この金額をどうとらえるか?

一般的には

「た、高い!!」

という反応でしょう。

けれども、フサフサになるなら、こんなに安いものはないと思う人も非常に多いでしょう。

もし、平均まで髪が生えれば、それは安いものですよ、と私は思う。

今回紹介した本は、

「ぼくらは みんな ハゲている」

藤田慎一 著

太田出版 刊

2005年10月初版

1480円。